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禁煙外来

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・禁煙外来とは

禁煙は病気の原因の中で防ぐことの出来る単一で最大のものです。
2007年4月から「ニコチン依存症」と診断された方々に対する禁煙治療が、保険給付の対象になりました。当クリニックでも2009年8月1日より、保険診療を行うことが可能となりました。みなさんの禁煙が成功、継続できるように加療させていただきます。
ご本人の健康のためはもちろんのこと、家族のため、子供さんのために禁煙をしませんか?

*当クリニックで、一酸化炭素濃度の測定が出来ます。現在の喫煙状況、肺の状態のおおよそがわかります。時間は5分程度です(詳細は受付窓口にお問い合わせ下さい)。
ご自身が喫煙していないかたでも、家族や職場の同僚が喫煙しているなどで受動喫煙を受けているかたも測定できます。お子さんも出来ますのでお声をかけてください。

加療期間、費用、その他ご不明な点は受付窓口までご連絡ください。

 

・タバコの三大有害物質

ニコチン
ニコチン依存を引き起こす原因物質で、中枢神経系に作用し、少量では興奮作用、大量では鎮静作用を示します。喫煙により、肺から速やかに吸収され全身に広がり、間接的には血管収縮作用ももたらします。また、代謝物は発ガン性が認められています。
タール
フィルターに茶色く付着するいわゆるヤニのようなべっとりしたもので、粒子層の総称です。タールには発ガン性物質として有名なベンツピレンをはじめ、アミン類など数十種類の発ガン性物質が含まれています。
一酸化炭素
酸素の180〜200倍の結合能でヘモグロビンと結合します。それによって血液の酸素運搬機能が阻害され、組織の酸素欠乏を引き起こします。タバコの煙には4000種類の化学物質が含まれ、そのうちの200種類以上は有害物質です。

・タバコの健康への影響

1)がん
肺、食道、膵臓、口腔、中咽頭、下咽頭、喉頭、膀胱のがんについては、喫煙との因果関係があると判断されています。
2)循環器疾患
喫煙により脳血流が低下することが報告されており、脳卒中の発症リスクも喫煙により高くなることが明らかになっています。
ニコチンや一酸化炭素が心臓の動脈硬化を促進させ、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)を引き起こすといわれています。
3)呼吸器疾患
喫煙者は咳や痰が出るうえに、呼吸困難を伴う慢性気管支炎や肺気腫などの慢性の肺疾患になる危険性が高くなります。その他に、喫煙がリスクを高める疾患として気管支喘息、自然気胸、呼吸器感染症などがあります。
4)胃、十二指腸潰瘍など
タバコの煙に含まれるニコチンが胃液の分泌を促進させる一方で、胃や十二指腸の血管を収縮させ粘膜の抵抗を弱めるため、胃や十二指腸潰瘍を引き起こすといわれています。
5)歯周病
喫煙で歯が黄色くなるが、それだけではなく歯周病にもかかりやすくなるといわれています。
6)その他
手足のしびれ・肩こり・冷感などの循環器症状や、睡眠障害、息切れなどが喫煙により引き起こされることがあります。喫煙が薄毛・脱毛を促進している危険性も高いとされています。

・女性のための禁煙

<タバコは美容の大敵です>
タバコを吸うと美容における多くのデメリットが発生します。肌はくすみ、シミやしわが増えていきます。また、スモーカーズフェイスという喫煙者特有の顔立ちやしわがれ声、口臭や歯・歯肉の着色等も引き起こしてしまいます。
<女性の喫煙>
女性が喫煙すると、肌への影響だけではなく、不妊になる危険性、閉経年齢が早くなる、骨粗しょう症になる可能性等の多くのリスクが発生します。
<妊娠と喫煙>
妊娠中の喫煙の影響は、本人にとどまらず胎児にも影響を与えるという問題も抱えています。妊婦の喫煙によって流・早産、分娩時の異常、胎児の発育障害(低出生体重児)、SIDS(乳児突然死症候群)等、胎児ともに様々な危険性が高まることが明らかになっています。

 

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